2020年12月8日

その他

第16回環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」入賞作品決定!コロナ禍でも応募総数11656件、3年連続で過去最高応募数を更新!

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区)は、次世代育成と環境に関わる社会貢献活動の一環として、小中高・高専の児童・生徒を対象に実施した第16回環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○(まる)と×(ばつ)」の入賞作品を決定しました。各部門の金賞、最優秀賞は以下の通りです。

2005年から毎年開催している本コンテストは、小学校部門、中学校部門、高等学校・高等専門学校部門の3部門で構成されています。今年の応募総数は11,656件(前年比1,264件増)となり、3年連続で過去最高応募数を更新しました。学校団体応募数も490校となり、昨年より101校増えました。本コンテストの認知が進むとともに、今年は、比較的三密が避けられる活動との判断から、コロナ禍の下での夏休み課題として、応募が増加したためです。応募作品も、コロナ禍で遠方への外出が難しいため、自宅やその近隣の風景から気づいた環境問題、災害報道から感じた異常気象問題などを題材として取り上げた作品が多くありました。
本コンテストへの参加を環境学習に取り入れた指導教諭からは、「地域・家族との交流が深まり、身近な環境問題を考え直すきっかけとなった」、「作品は、身近なことを取り入れながらも世界を意識し、自分自身の生活と環境問題を結びつけて考えるよい機会となった」といった声が寄せられています。

◆第16回 環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」入賞作品

●小学校部門 金賞 鈴木 健人さん(大阪府)

『ぼくの好きな川原のために』
撮影者コメント:よく行く川原でテントウムシを見つけた。人指し指を立てると、テクテクかわいらしく登り、パッと羽を広げて飛び立っていった。ここにはほかにも様々な生き物がくらしている。そんな川原に意外とごみが落ちている。ぼくが大人になった時にも同じようにたくさんの生き物がくらしていくためにはきれいなかんきょうが必要だ。そのためには「まあいいか」という心のゆるみをなくしていこうと思う。

●中学校部門 金賞 佐々木 こはるさん(宮城県)

『自然のストロー』
撮影者コメント:最近、プラスチックゴミの増加から起こる海洋汚染が問題になっています。父がハスを育てており、水蓮について調べたとき、ハスは根から茎、そして葉っぱの葉脈までが空洞になっていることを知りました。そのことを知ったとき、美しい自然のストローと、海を汚す人工のストローを対比させようと思いました。これからはストローの使用を必要最低限におさえて、地球を守っていきたいと思います。


●高校・高等専門学校部門 金賞 野島 由美さん(大阪府)

『緑のある未来に!』
撮影者コメント:○の写真は、カブトムシなどの虫や様々な生物が住むことのできる森林が残っていってほしいという思いで撮った。また、そういった生物を身近に観察することができる環境があると良いと思った。×の写真で現在は建物などを建てるために森林伐採が行われていることを伝えるために撮った。そこに住む、生物の事も考え、自然豊かな環境を守りながら、人間と自然が共存できる未来をつくっていくべきだと思った。

●学校団体部門 最優秀賞 沖縄県立那覇商業高等学校(沖縄県)
※学校団体応募の中から学校としての取り組み内容を総合的な観点で判断し、優秀な取り組みに対して表彰

◆WEBサイトに受賞作品フォトギャラリーを公開

例年入賞作品展を実施してきましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から今回は展示を中止し、2021年2月をめどに当社ウェブサイトにて入賞作品をご覧いただける特設ページを公開する予定です。また、入賞者のリストを12月中旬に当社ウェブサイトに掲載し、環境教育で活用できる「入賞作品集」を1月中旬に発刊します。

◆第16回 環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」 上位入賞者名

ニュースリリースに関する
お問い合わせ先

出光興産株式会社 広報部広報課

ニュースリリース一覧へ