日本政策投資銀行BCM格付 最高ランクを取得しました

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木藤俊一、以下当社)は、2019年12月10日付で株式会社日本政策投資銀行(本店:東京都千代田区、社長:渡辺一、以下DBJ)の「BCM格付融資」制度において、最高ランクである「ランクA」を石油元売企業として初めて取得し、本日DBJより格付認定証を受領しました。

  1. BCM格付融資とは
    DBJが開発した独自の評価システムにより、防災および事業継続対策に優れた取り組みを行っている企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。格付は、最高区分である「ランクA」から「ランクC」までの3区分で認定されます。
  2. BCM格付取得の目的
    1. 当社の「防災力」および「事業継続力」について第三者からの客観的な評価を受けることによる、企業としてのレジリエンス(強靭性)の確認と向上。
    2. 昭和シェル石油株式会社との経営統合による事業基盤拡大に対応した資金調達および調達条件の多様化。
  3. 格付理由
    以下理由により当社は「ランクA:防災及び事業継続への取り組みが特に優れている」との総合評価をいただきました。

    1. トップコミットメントのもと、地政学やサイバーリスク等も踏まえたオールハザードに対応したリスクマネジメント体制を構築し、事前投資によるリスクコントロールやリスク顕在化時の財務影響度分析を踏まえた多様なリスクファイナンスを準備する等、経営と一体となったレジリエンス強化に努めている点
    2. 石油供給の継続は人命に関わるとの社会的使命感のもと、海外のリスクエンジニアサーベイを導入し国際水準での安全・防災点検と対策等、斯業界に先行した設備耐震化対策の徹底に加え、業界共助である「災害時石油供給連携計画」に基づき、日本全国の石油供給の継続に取り組む体制を構築している点
    3. 自衛隊をはじめ、外部ステークホルダーも巻き込んだ多様な訓練の実施等を通じ、事業継続計画の不断の改善に取り組むとともに、高度なリスクマネジメントを支える人材育成の体制を整備する等、有事対応の実効性向上に努めている点


    格付認定証受領の様子
    (左)DBJ 杉山博敏企業金融第5部長
    (右)当社 星野完総務部長

  4. 当社の事業継続対策の特徴
    当社は、2003年より首都直下地震、南海トラフ巨大地震及び新型インフルエンザBCPを策定し、毎年の訓練結果及び外部からのご意見をもとに計画の見直しを続けております。
    1. 外部評価の積極的な活用
      1. 海外の再保険会社のエンジニアチームによる3年毎の当社製油所、工場を対象としたリスクサーベイを受け、その結果を安全対策や事業継続のための投資計画に反映させるなど、積極的に活用しています。
        その結果として、日本の法令基準の上にグローバルな安全対策の考え方を取り込む自主的な取り組みが海外の保険会社より高く評価されております。
      2. 毎年定期開催する安全諮問委員会を通して、社外の有識者より災害対策への評価・意見をいただき、事業継続計画を含む安全操業に係る計画に反映しています。
    2. 対応力強化を目的とした実践的訓練の実施
      1. 本社機能の事業継続訓練
        災害発生時においても事業の継続を確保し、被災者の救援および被災地の早期復興に貢献できるよう、「総合防災訓練」を毎年実施しています。事業継続計画に基づき、社内各署が協働して、石油製品、石油化学製品の安定供給の確保・復旧に向けた課題に取り組むとともに、訓練参加者の気づきや改善提案を当該計画の見直しに反映しています。
      2. ステークホルダーとの連携訓練
        大規模災害時の災害時石油供給連携計画に基づく石油製品の安定供給に向け実践的な対応力を強化するため、グループ内の訓練に加え、国内各地域で官公庁や自衛隊等と連携し、燃料供給支援訓練にも参加しています。この訓練の結果を生かして事業継続計画の実効性の向上に努めています。
  • 本社における総合防災訓練の様子(2019年9月)

  • 陸上自衛隊北部方面隊および北海道経済産業局との災害時燃料供給合同支援訓練の様子(2018年2月)

当社は今後とも、災害に対する強靭性と実践的対応力の強化に努め、エネルギーの安定供給を通して社会に貢献してまいります。

~お問い合わせ先~

出光興産株式会社 
広報部 広報課(堀)
TEL:03-3213-3115 
URL https://www.idss.co.jp/

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