研究開発

遮光性ポーション容器の開発

主に多層シートの開発を行っており、原料選定からシートの製膜、ユーザーでの評価、仕様の確立といった一連の業務を担当しています。原料メーカーや成形機メーカーなど、社外の方とも協力して製品づくりを進めています。研究所だけでなく、工場で試作をしたり、お客様の所で評価する機会もあります。覚えることが多く大変ですが、モノづくりにかかわることができ、やりがいを感じています。

学生時代、飲食店のキッチンでアルバイトをしていました。業務用のドレッシングが袋で届くのですが、納品の際に破れ、冷蔵庫内がドレッシングまみれになったことがありました。このことがきっかけで包装業界に興味を持つようになり、フィルムメーカー、コンバーターなど様々な会社を見てきました。その中でも、出光ユニテックは一つの会社で幅広い製品に触れられること、個人を尊重する社風であることから入社を決めました。また、面接のときに温かい雰囲気を感じたのも決め手です。

入社1年目、あるメーカーの創立記念製品に使用される包材の開発を担当することとなり、新しいグレードの開発ができたことです。シートだけでなく、成形した容器でも色目を確保しつつ、内容物を光から保護することがカギでした。
お客様でのご評価の際、個々の容器で色目が違っていたら…と緊張していましたが、大きな問題もなく、製品として採用されることとなりました。
学生時代は現在と全く違う分野の研究をしたため不安もありましたが、各署の協力のもと無事に世に送り出すことができ、嬉しかったです。

入社すぐ、教育の一環として営業同行していた時のこと。集合場所の駅に向かっていたのですが、電車を降りる直前になって、駅名が一文字違うことに気づきました。早めに移動していたため間に合うことができましたが、先輩やお客様へ迷惑をかけるところでした。それ以降、初めて行く場所の場合は、事前に確認するようにしています。

自分が何をしたいのか、どういう環境で働きたいのか、就職活動の時ほど考える機会はないと思います。後悔のない就職活動ができるよう、自分の価値観としっかり向き合ってみてください。皆さんが入社してよかったと思えるような会社に出会えるよう願っています。