人は、無限のエネルギー。

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#08

清水寛政

北海道製油所 製油二課

清水寛政
HIROMASA SHIMIZU

チームワークで、
明日の製油所を
動かしていく。

※所属部署は2019年12月時点のものとなります

24時間、休むことなく稼働しつづける製油所の装置。現場では、原油の切り替えによって必要になる運転調整、工程ごとに生じる大小さまざまな不具合のチェックなど、装置の状況を常に確認する必要があります。そこで重要になるのがチーム同士の連携です。各部門の専門家たちが持つ知恵と経験を集結し、ひとつひとつ問題に対処。そのプロセスを通じて、ベテランから若手へと知見、ノウハウも伝えていきます。365日、エネルギーを安定して届けるために。日々培っているチームワークで、これからの製油所を支えていきます。

チームを率いる男。

製油所の現場を指揮する清水。清水はチーム12名のリーダーである「直長」として、さまざまな判断を任される責任者だ。北海道製油所では、使用する原油をおよそ3日に1回のペースで切り替えるため、その度に装置の運転条件を細かく変えなければならない。清水は装置を点検して回るフィールドマン、運転状況をモニタリングして調整を行うボードマンなど、チームメンバーと密に連絡を取り合い、現場で異常が起きていないかを常に見張っている。

製油所を導く判断力。

製油所でイレギュラーな事態が発生した際、直長は重要な判断を迫られる。2018年9月に北海道胆振東部地震が発生した際は、北海道製油所がブラックアウトするトラブルが発生した。翌朝の勤務担当だった清水は、真っ暗闇の中でどのように点検作業をするか判断しなければならなかった。一旦装置を止めてしまうと復旧まで数週間、数ヶ月を要するケースもある。「経験したことのない状況での判断は、かなり迷いますね」そのような状況下でも、可燃物を扱う責任者として、直員の安全を最優先にしながらひとつずつ問題をクリアしていった。

学びつづける
チームづくりを。

直員の育成も、直長の重要な仕事のひとつだ。製油所に赴任して現場経験を積んでいくと、およそ1年でフィールドマン認定、4〜5年でボードマン認定を受けることができる。「教えてきた直員が認定を受けるときは嬉しいですね」清水が率先して始めたのが、社内勉強会。なぜこういう操作をするのか、意味を考えさせることで、不測の事態にも対応できる若手を育てている。個々人の専門性を高め、チーム全体の力を上げていくために。後輩が成長しやすい環境づくりを、日々心がけている。

運転のスペシャリストを
目指して。

直長を務めておよそ2年。清水は次世代の直長を育てることも視野に入れながら日々の業務に取り組んでいる。北海道唯一の製油所で働いていることを誇りに思う清水。直長としての任務を全うした後は、さらに幅広い領域へと装置の知識を広げ、やがて運転のスペシャリストになりたいと語る。「いつまでも現場に近いところで活躍していきたい」清水の働く姿を見て、後輩たちはこれからも多くのことを学ぶだろう。