2016年6月

2011年入選、シェル美術賞アーティスト・セレクション2013
同世代の女性にインタビューを重ね、傷や破損をモチーフに人間性をあぶりだすぺインター。
プロフィール
2011年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。
主な個展
- 2016年 AM倉敷vol.12 松川朋奈(大原美術館、岡山)
- 2015年 真夜中と檸檬と秘密を少し(YUKA TSURUNO gallery、東京)
主なグループ展
- 2016年 at home(YUKA TSURUNO gallery、東京)
- 六本木クロッシング2016 僕の身体、あなたの声(森美術館、東京)
- If Only Bella Abzug Were Here (Marc Straus gallery、ニューヨーク)
- 2015年 Oil on canvas (YUKA TSURUNO gallery、東京)
- 2013年 シェルアーティストセレクション(国立新美術館、東京)
主な受賞
- シェル美術賞入選(2011)、第25回ホルベインスカラシップ(2011)など
作家 公式webサイト
シェル美術賞応募のきっかけは何ですか?
シェル美術賞は学生時代から挑戦してみたいと考えていたコンペのひとつでした。
2011年の大学卒業を機に力試ししてみようと考え、応募しました。
シェル美術賞入選後すぐに子供を出産したこともあり、しばらく制作ができない状態が2年ほど続きました。
作家として続けていけるのかとても不安だった2013年、シェル美術賞アーティストセレクションのお話をいただき、作家として再スタートをきることができました。今のギャラリーに所属することになったのも、シェル美術賞アーティストセレクションにギャラリストが見に来てくれたことがきっかけでした。

「でもこれでようやく、私らしくいられるのかなって思ったりもする」
「But then,finally I could be myself」
oil on panel 130.3×194cm 2016
Courtesy:YUKA TSURUNO gallery,東京

「今でも時々思い出すの」
「I still think of it」
oil on panel 80.3×116.7cm 2016
Courtesy:YUKA TSURUNO gallery,東京
現在の活動、今後の予定を教えてください。
今はYUKA TSURUNO galleryに所属し、東京を中心に作品を発表しています。
森美術館にて7/10まで開催の「六本木クロッシング2016 僕の身体、あなたの声」および7/2まで開催のYUKA TSURUNO galleryにて開催中の2人展「at home」にて新作を展示しています。
今後はギャラリースペースのみならず、ショーウィンドーなど様々な場所での展開を準備しています。
今年の応募者へメッセージをお願いします。
コンペに出品するということは、もちろん入選することが喜ばしいですが、入選しなくとも、審査員の先生がたに作品を見ていただける素晴らしい機会とも言えます。
私自身、描き続けてきて思うことは、思いがけない出会いや繋がりが作家としての自分をバックアップしてくれるということです。今回の応募が、皆さんにとって素晴らしい出会いや繋がりを生むきっかけとなることを願います。

「今でも時々思い出すの」
「I still think of it」
oil on panel   80.3×116.7cm 2016
Courtesy:YUKA TSURUNO gallery,東京